データ統合設定 組織・属性の統合CSVファイルをつくる
はじめに
この記事では、すでにモチベーションクラウドエンゲージメントとシェアリングをご利用中で、これから組織・属性情報をまとめて一元管理したい場合に、既存データを統合するための CSVファイルの作成方法を説明します。
作成したファイルをアップロードすることで、これまで別々に管理されていた情報が統合され、一括管理できるようになります。
データ統合CSVファイルの基本の見方
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登録欄(A列~G列)
ダウンロード時に「基準にするサービス」として選んだサービスの組織情報が表示されます。必要に応じて修正を行ってください。ここに入力した情報が統合後のデータとして登録されます。 -
参照情報(H列以降)
各サービスの情報の差分と、統合前の情報を確認できます。どの情報と統合するかを指定することもできます。
各項目の詳細
統合設定後の情報 A列~G列
ダウンロード前に選択した「基準にするサービス」の情報を表示ここに入力した情報が登録される
統合設定の結果 H列~I列
基準にするサービスと連携する他サービスの情報を照合した結果を表示
差分がある場合は「要確認」と、その「詳細」が表示される
統合設定前の情報 J列~S列
統合前の各サービスの情報を表示どのデータを連携させるかを指定できる
統合CSVファイルをダウンロードする前に
データを統合する前に、統合後に反映したい最新の組織・属性情報を、それぞれのサービスに反映されている状態にしてください。情報が一致していない項目が多いと、統合CSVでの確認や修正作業が増えてしまいます。操作方法は各サービスのヘルプサイトをご確認ください。
エンゲージメントヘルプサイト
シェアリングヘルプサイト
組織・属性の統合設定のファイルをつくる
組織と属性の統合CSVファイルの作成方法は同じです。ここでは、組織の統合設定を例に作成方法を説明します。
①「基準にするサービス」を選択し、CSVファイルをダウンロードする
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基準にするサービスとは CSVファイルをダウンロードする際に、登録情報が統合後の状態に最も近いサービスを基準として選びます。 基準にしたサービスの情報は、CSVファイルの登録欄に反映された状態でダウンロードされるため、必要な修正箇所のみを編集することで効率的に統合設定が可能です。 |
②CSVファイルをダウンロードしたら、H列「結果」とI列「詳細」の内容を確認する
基準にするサービスの情報と、それ以外の統合するサービスの情報を照合した結果が表示されます。
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空白:データが一致している
変更がなければ対応不要 -
要確認:一致していないデータがある
「詳細」のコメントを確認し、登録する情報に変更が必要かどうかの判断が必要
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統合CSVファイルでの一致判定について 統合CSVファイルでは、以下の情報がすべて一致している場合に、同じ組織情報として認識されます。
これらのいずれかが一致していない場合、そのデータは別の組織情報として扱われ、CSV上で同じ行には並びません。 ただし、実際には同じ組織を指す項目が別行に存在する場合は、「統合前の組織情報」(J列以降)に対応する情報を入力し、どのデータと紐付けるかを指定できます。 |
③統合CSVファイルを編集する
データ統合後に利用する組織・属性情報を確認し、必要に応じてCSVファイル内に指定している箇所を変更してください。
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データ統合CSVファイルでは、以下の変更が可能です。 組織・属性情報の追加・削除・変更
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「要確認」と表示される主なケースと対応方法
例:基準にするサービスがエンゲージメントで、シェアリングの情報を統合する場合
パターン1:シェアリングからデータが引き継がれません。データを引き継ぎたい場合、「統合設定前の組織情報:シェアリング」に入力してください。
原因:エンゲージメントには項目が存在するが、シェアリングには同じ項目が存在しない
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対応:A列~G列の「統合設定後の組織情報」にある項目が共通項目として登録されます。以下のいずれかの対応を行ってください。
もともとシェアリングに存在せず、引き継ぐデータがない場合は、そのままアップロードしてください。
シェアリングに異なる名称やコードで同項目が存在し、統合したいデータがある場合は、O列以降の「統合前の組織情報:シェアリング」に統合したいシェアリングの情報を入力してください。
統合後に不要な項目の場合は、A列~G列を空白にしてアップロードしてください。
パターン2:統合設定後にデータが登録されません。データを引き継ぎたい場合、「統合設定後の組織情報」に入力してください。
原因:基準とするサービスのエンゲージメントには項目が存在しないが、シェアリングには存在する
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対応:そのままアップロードすると、データは統合されず削除されます
統合後も引き継ぎたい項目である場合は、A列~G列に入力してください
統合後に不要な項目である場合は、そのままアップロードしてください。項目は削除されます
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⚠注意 CSVファイルの列および1~2行目のヘッダーは削除できません。削除するとアップロードエラーが発生します。 |
詳細仕様
階層レベルの変更
統合CSVファイルで組織の階層レベルを編集する際には、一部できないことがあります。詳しくは以下の具体例を参照してください。
✔ できること
階層をまとめて移動させることができる
例:エンゲージメントは5階層、シェアリングは4階層まで存在するケースで、シェアリングを基準サービスにしている場合
before
| 階層レベル | シェアリング(基準サービス) | エンゲージメント |
| 1 | 本部 | 本部 |
| 2 | 部 | 事業部 |
| 3 | 課 | 部 |
| 4 | グループ | 課 |
| 5 | グループ |
CSVファイルの「統合設定後の組織情報」には、基準にしているサービスのシェアリング(4階層)が表示される
after
2階層に「事業部」を追加し、既存の「部・課・係」をそれぞれ第3・4・5階層に移動
| 階層レベル | シェアリング(基準サービス) | エンゲージメント |
| 1 | 本部 | 本部 |
| 2 | 事業部 | 事業部 |
| 3 | 部 | 部 |
| 4 | 課 | 課 |
| 5 | グループ | グループ |
CSVファイルに階層2に行を追加し、「事業部」の情報の入力と、階層レベルを変更
✔ できないこと
1. 特定の部署の階層レベルを変更することはできない
たとえば、3階層「事業部」「部」「課」の組織図の場合、階層3「課」にある「広報課」を階層2の「部」に移動することはできません。
対応方法:データ統合をする前に各サービスで、組織階層レベルを変更しておいてください。
2. 階層レベルを入れ替えることや、逆順に変更することはできない
たとえば、「グループ」を階層4から階層3に移動することや、異なる組織間で階層レベルを逆転させることもできません。
| 階層レベル | シェアリング(基準サービス) | エンゲージメント |
| 1 | 本部 | 本部 |
| 2 | 部 | 事業部 |
| 3 | グループ | 部 |
| 4 | 課 | 課 |
| 5 | グループ |
属性とユーザー情報との自動紐付け設定の引き継ぎ
データ統合前に、エンゲージメントとシェアリングで設定している「属性とユーザー情報の自動紐付け設定」は、基本的にそのまま引き継がれます。
ただし、同じ範囲に対して異なる内容の紐付けが設定されている場合は、「基準にするサービス」の設定が優先されます。
組織・属性を多言語で登録している場合の名称変更(エンゲージメントのみ)
データ統合CSVファイルで変更できるのは、日本語の組織名・属性名のみです。エンゲージメントで日本語以外の言語で登録している組織・属性名は、ここでは変更できません。
日本語以外の名称を変更したい場合は、データ統合前にエンゲージメント上で変更するか、データ統合後に組織・属性設定で変更してください。